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久々の更新で思い出話でも。


僕がゲームの仕事を始めて15年ぐらい経つ。今でこそこの仕事が楽しいし、自分なりに頑張れてるのかな、ぐらいには思っているけれど、今でもゲーム業界に入った頃の悔しい出来事を時々思い出す。


当時デザイナーで小さなソフトハウスに入社した僕は、既に開発の進んでいる新作タイトルのチームに配属になった。小さな会社だったから、背景でもアイテムでもモンスターでもUIでもなんでもかんでもやってた。


いかんせんプロジェクトの進みが悪かった。作っちゃ壊し、作っちゃ壊し、何度もそれの繰り返しで現場も疲れてたように思う。まだ業界経験が浅いなりに「企画がしっかりしてないのが原因だからだ」と思っていた。中身がつまらない、行き当たりばったり、ゲーム作りのセンスのかけらも無い奴が中心人物。


かと言ってデザイナーの身分で「プランナーのせいだ!」と言っているだけでは何も解決しないし、何よりクソカッコ悪いと思っていたから、上司に「俺、プランナーやります」と言ったのが企画職の最初だった。


自分で言うのもなんだが、僕がプランナーになる前よりもプロジェクト自体はだいぶマシになったと思っている。とは言え当時のディレクターやメインプランナーがポンコツだったので、相変わらず全体としては進みも悪く、やっぱり作っちゃ壊しだった。


そんなことを2年ぐらい続けていた時に、金を出しているパブリッシャーから「開発力はあっても企画力では信頼できない」と判断されたんだろう、当時ゲーム業界でも有名だった別の会社の人達が企画に参加することになった。


「あ、この会社は開発ができても企画はできないんだ。恐らく一生下請けなんだ。」と言うきっかけになったのもあり、僕はその会社を辞めた。僕が会社に入る前から始まっていて、辞めた後もしばらく続いていたそのプロジェクトは、足掛け4年かけてもローンチされること無く消えた。


今の僕は、困っているプロジェクトや会社さんに呼ばれることが多い。色んな原因でプロジェクトが進まなかったり、思うような結果を出せずにいるケースがほとんどだ。


昔の話を思い出すに、万一「僕が入っても解決出来なかった」なんてことになったら、あの時の自分とも、その当時有名だったインチキおじさんとも、使えないクソゴミ上司とも、何も変わらない、成長していないってことになる。


自分がプロとして仕事をする以上は「僕が入ったことで解決できた。ゲームが面白くなった。みんなにとって、とても良くなった。」と言ってもらわなければならない。


今しがた人様の会社にお邪魔してお仕事をしているが、誰が誰かなんてことはどうでも良くて、「今の自分がいたからこのプロジェクトは前に進んだ」と仲間に褒めてもらえるぐらいには、頑張ろうと思っている。


と、その当時のアホなおっさんどもに言ってやりたい。名前で仕事すんな。


この双子と
エロい三者通話がしたい。


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