宇宙

Lv.43 好きな物語る力(ヂカラ)



最近は念仏系が多いクソブログはこちらでーす。

今日はゲームとは関係あるようで無いようである、好きな物を語る力について好き勝手に。僕は5年ぐらいジークンドーという格闘技を習っています。今の若い世代はあまり知らないかもしれませんが、香港のアクションスター、ブルース・リーが編み出した、対ストリートファイト用の武術です。

習い始めたきっかけは、30歳になって金銭的な余裕もすこし出来てきたし、趣味を一つ増やしてみたいなと思ったこと、どうせなら自分が楽しめるもの、そしてゲームのお仕事はわりと不健康な部類なので、健康維持、体力維持のために始めました。格闘技を習うこと自体初めてだったのですが、これが結構面白くて気がついたら何年も続けています。今ではある程度ジークンドーについて詳しくなったかもしれません。

あと僕は宇宙と恐竜が好きです。ざっくりと言うとロマンがあるなぁ、どこまでも探求できるなぁと言うのが理由です。他にもスヌーピー、リロ・アンド・スティッチ、シュレック、ヒックとドラゴン、そして女子のおっぱいが好きです。

音楽については雑食なのでコレ!というのはありませんが、Acid Black Cherry、くるり、植松伸夫、Vasen、THE HIATUSとかが好きかもしれません。西野カナとかも良いと思うよ!ゲームは言わずもがな、大好きです。

ほんで、この好きなものっていうのは、それを享受している時も楽しいけれど、誰かにそれを「いかに好きか?」を語っている時も楽しいと思うんですよね。相手が興味持ってくれるかはまた別の話ですが。

僕は元々無趣味で多趣味な人間なので、誰かにめちゃんこ語れるほど詳しい物はありませんが、たまに何かについて熱く語っている人がいると、羨ましくなります。以前、道すがらに出会った人とゲームの話題になったとき。その彼はたしかパワプロが好きだったのかな?

僕にずーっと、自分がいかにパワプロが好きかをアレコレ語ってくるんですよね。で、すごく楽しそうにしていて。その彼に対しても羨ましいと思いましたし、そんなにワクワク語るような面白いゲームを作った人たちに対しても羨ましさと、ちょっとした悔しさを覚えた気がします。それと同時に、「自分もそうやって熱く語ってもらえるゲームが作りたい!作るぞ!」と思ったことを覚えています。

ちょいちょいブログでもお話しているように、最近のゲーム企画では↓のようなことが必要になります。

1・商品コンセプト
2・ターゲット
3・KPI(重要業績評価指標)

商品のコンセプト~は、車とかだったら「低燃費」とか「荷物がいっぱい積める」とかですね。ターゲットは「主婦」とか「お金持ち」とかですかね。で、KPI。これは商売によって指標が変わるのですが、まぁ簡単に言えばその商品を出した時にどのぐらい売れるかの根拠立てと申しますか、確率と申しますか、保証値というか。

企画を考える時に当然↑は作るわけですが、なんか個人的に足りないというか、もう少し分かりやすくてズバーンと来るような言葉は無いかなぁと一時期考えていました。それでここ数年になってようやく納得できたのが「その商品を触ったユーザーに”なんて言わせたい”か?」ということです。

例えばゲームなら「何この超絶クオリティ!」って言わせたいのと「なにこの世界観ワロスwww」「一々エロいよぉぉおおっっっ」って言わせたいのとでは、全然違うゲームができますよね。このユーザーに「一言目に言わせたい言葉」を考えるのを、最近は特に大事にしています。というか、この言葉がキッチリイメージ出来る=上述の1~3を包括しているから、楽だし便利なんですよね。

もっと言うと、この定義は前述の「ユーザーの語りたい言葉」と直結しているのかなと。だからきっと分かりやすいんだと思います。実際にユーザーが口にしなくても、2chなりTwitterなりストアのレビューなりに書き込んでくれれば、同じ意味になります。

僕がそう考えるようになってからは、お客さんや知人からの反応もある意味「狙った通り」になる確率がアップしました。「やったー!」という気分にもまりますし、何よりも自分が作ったものでユーザーが楽しんでくれていることは何物にも代えられません。

それに加えて「言わせたい言葉を考えるということ」は、自分もやっぱり何かしら熱中している物が無いと理解しづらい、またはなかなか出てこなくなるので、やっぱり無趣味よりは好きなことがあったほうが良いなぁというのを再認識したのもこのイメージが湧いた頃からです。

そんななんで、今後も武術と宇宙と恐竜とおっぱいを探求していきたいと思います。まとめかた酷いな。あとで絶対リライトしよーっと。~( :3 )<

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Lv.29 ゲームクリエイターと宇宙とYシャツとセーラー服と機関銃と私



こんばんは。今回はネタもネタなのですごい雑な感じでお届け。

みなさん、グランドクロスというものをご存知でしょうか。僕達が住んでいる地球は、太陽の周りをぐるぐる回っています。 太陽系惑星のほかの惑星、水生とか金星とかもぐるぐる回ってます。で、それぞれの惑星が太陽の周りを公転する速さは違います。そうなると、惑星同士では追い抜いたり、追いぬかれたりとかを日々してるわけです。

で、その惑星達が自分達の好きな早さでぐるぐる回ってると、あるタイミングで↓のような感じで十字状に並びます。
カーディナル・グランドクロスと最後の審判 

これ自体が不吉なこととされてるとか、重力が変わるとかなんとか色々言われていますが、詳しいことは知りません。十何年かに一回ぐらいの割合で起きるそうです。そう考えるとあんまりすごい現象のような気もしないね。

で、僕はふいにこれを「ゲームクリエイターの転職」と重ねて見てしまったのです。僕の知る限り、ゲーム系のお仕事をしている人はジョブホッパー(よく転職する人)が多いように思います。もっといい仕事がしたい、こんなブラック起業は嫌だ!← など、理由は様々でしょうが、とっても多い印象です。他の業界を知らないのでアレですが。そんな僕も正社員時代だけでも4社、フリーランスでお邪魔している会社も含めたら二桁ぐらいは行くのではないでしょうか。

僕は太陽の周りをぐるぐる回りながら、次々と転職しているんだな、とイメージしちゃったんです。いや、全然関係無いんですよ、全然。僕がただの宇宙好きなだけなんです。ぐるぐる回ってると、「あぁ水星さんこんにちはー。以前もどこかでお会いしましたよねー。」とか「火星さんしばらく見ない間に随分昇進されちゃって~!」みたいな。いや、意味不明ですがこのまま行きますよ。

そして十年もぐるぐる回ってると、どこの会社に行っても大体知り合いがいるんです。その人達も、僕とは違うタイミングで違う星をぐるぐる巡っていたわけです。ほんでね、それを考えた時にゲームの会社っていうのは、一つの会社を指して考えてもあんまり意味がなくて、ゲーム業界全体で一つの生命体みたいに考えたほうが良いなと思ったわけなんです。(いよいよ頭がおかしい発言)

だってね、どうやったってクリエイター、というか職人の人達は、自分の力を試してみたいとか、表現をしたいとか、そういう欲があるんです。同じ会社に居続ける人ですら、日々何かに鬱屈としてる人をよく見ます。それで、今いる会社でそれが出来ないなら次の会社、という選択もあると思うんです。だって、自分を成長させたいための選択なんだから。

だから経営者やら管理職の皆さんは、人材がちょこっとその場を去ったぐらいでケンケンしないでほしいなと思うんです。だってこの法則でいくとですよ?どうせまた似たような人材が貴方のところに流れてくるんですから。そんなみみっちいことを言わず、ゲーム業界全体がこの公転によってどんどん昇華されていると考えれば、産業としての未来は明るいような気がします。どうでしょうか?(こんなこと言うと方々から嫌われそうだなぁ。)

モノ作りは知見を深めることで成長する生き物ですから、一つの箱の中に閉じ込めておくというのは、ある意味大きなジレンマだと思うんです。アリアハンの外にはもっと強いモンスターがいるということを知らないままでは、世界平和もクソもありません。一回放流した魚がいつかブリになって帰ってこれば良いと思うんですよ。 帰ってこない確率高いですけど。

そんななので、僕は一つの場所に居続けるよりは、ぐるぐる公転することをお薦めします。僕達もといゲーム会社は、同じ太陽系の惑星なのです!ぐるぐる回ってグランドクロス!!!ってそれじゃ不吉じゃねーかよ!と思うでしょ?いやいや、このゲーム業界に足を踏み入れた時点で、グランドクロスごときの不吉レベルじゃないんですよ。残念でしたね。←

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